ハーレクイン・シリーズ
甘い逃避行
ニューオリンズの恋人たち Ⅰ
水辺の隠れ家で重ねた二人きりの時間。それは甘美なまでの夢? それとも……。
アケイラはFBI捜査官。偶然訪れたホテルで、喉をかき切られて殺されている女性を発見した。現場となった部屋に入ろうとしたとき、背後に男の気配を感じる。この部屋に泊まっていた男、クロード・ラフィットに違いない。アケイラは容疑者を確保しようと銃を構えて振り返った。ところが、逆に人質にとられて男の逃亡を許してしまうことに!今、アケイラは車のトランクの中で、激しい揺れに耐えていた。押しこめられたときには、思いがけない男の優しさにとまどった。その触れ方はアケイラに忘れたはずの情熱を思い出させた。ああ、彼はいったい、私をどうするつもりなの?
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- 頁数
- 189頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年10月20日
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- 著者
- トーリ・キャリントン
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- 訳者
- 藤峰みちか
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-74239-1
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- 書籍番号
- DG-9
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- ミニシリーズ
- ニューオリンズの恋人たち
読者レビュー
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トニーとローリ夫妻がトーリ・キャリントンというペンネームで北米のハーレクイン・テンプテーションに登場したのは一九九九年。一作目を発表するや激賞され、その年の黄金の羽根ペン賞の最終候補に。以降、精力的な著作活動を続けている。バーブラ・ストライサンドを敬愛するローリ、スカイダイビングがやってみたいけれど怖くてできないトニー。夫妻の生活信条は「人生はフィクションより良きものなり」