ハーレクイン・シリーズ
孤児として育ったフェイスは運命の人との出会いを待ちわびていた。だから、誘拐犯から彼女を救ってくれたワースに純潔を捧げたのだ。“二カ月後のクリスマスに町の広場にあるツリーの下で会おう”そう約束して別れたが、当日、いくら待てどもワースは現れない。フェイスは絶望に打ちひしがれた――おなかに宿る彼の子とともに。
新任教師エイミーは泣きたい気分だった。休暇を前にして、家が火事に遭ったのだ。身寄りのない彼女には行く先がない。生徒の母親の兄ルーカスの家に泊まることになったものの、彼はこのうえなくセクシーで、かつ不機嫌な男性。そんな人とクリスマスを一つ屋根の下で過ごすなんて……。
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- 頁数
- 192頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年11月20日
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- 定価
- 755円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-81598-9
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- 書籍番号
- PB-98
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- ミニシリーズ
- 狼たちの休息
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モニター
『星降る夜の出来事』は、さすがビバリー・バートン。サスペンスとロマンスがとても上手く盛り込まれています。純粋でロマンティストなフェイスと、自分の過去に苦悶しまだ愛を知らないワース。フェイスはこれでもか?というぐらい酷い目にあい、読んでいて心の底から彼女の幸せを願ってしまいます。また、フェイスのまわりの「家族」もみんなとても素晴らしい人物ばかりで、心が温かくなります。
『イブは憂鬱』は、クリスマスに妻を亡くして以来クリスマスを嫌うようになったルーカスと、火事で家を失くし生徒の母親の兄ルーカスの家で過ごすことになった、クリスマスが大好きなエミリーのお話。初めは不機嫌だったルーカスも次第にエミリーの魅力にひきつけられていき戸惑います。またエミリーもルーカスを愛し、なんとか彼を癒してあげたい、愛されたいと願います。こちらはロマンス色が強く、クリスマスに読むにはピッタリの作品です。 -
モニター
素直で、心優しいフェイスにどうしてこんなに酷いことばかり起きるの?と、涙ぐみなが読みました。辛いことは、内に秘め、明るく、強く生きていくフェイスに、強く惹かれました。タイトル通り、最後には頭の中で、クリスマスソングが聞こえてきました。
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モニター
クリスマス気分に浸れる2話が収録され、どちらのヒロインも魅力的でした。でも、「星降る夜の出来事」では、大切な待合せを、事情があって仕方なかったとはいえすっぽかし、”自分がいないほうが彼女は幸せだ”などと考える、ちょっとガッカリなヒーローでした。「イブは憂鬱」では、過去を引きずりなかなか前に進めないけれど、包容力があり、とても惹きつけられるヒーロー。私は断然2話目のヒーロー、ルーカスに1票!です。
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モニター
『星降る夜の出来事』はヒロインがそんな事になっちゃうの?! あまりの衝撃に涙しました。サスペンスドラマの緊張感と極上のラブストーリーがミックスされたよう。読み終わって、深いため息が出るほど、とても素敵でした。
『イブは憂鬱』は、”施設で育ったエイミーのキッシング・ボールに詰まった夢が、叶えられますように!!”友だちの恋を応援するような気持ちで一気に読んじゃいました。ハリー・コニック・Jr. のクリスマスソングを聴きながら再読しました。"I am beautiful"私まで呪文にかかったよう。強く印象に残る作品です。 -
モニター
ビバリー・バートンは、初めて読んだ作者さんでしたが、さすが、アメリカのロマンス小説界でナンバーワンの売り上げを誇る人気作家です。最初から最後まで、スリルとロマンスが絶妙に素晴らしかったです。フェイスがかなり辛い目にあってばかりですが・・・。今後もこの作者さんを読んでみたいです。
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モニター
『イブは憂鬱』のヒーロー(ルーカス)は、数年前のクリスマス前に妻を亡くし、罪の意識を感じ続けている牧場主。ヒロイン(エミリー)は、施設で育ち、自分の居場所を求めている小学校教師。そんな2人が、ルーカスの妹の計らいでクリスマス時期をルーカスの家で過ごします。二人共がとても優しく、また相手のことを思いやっていて、読んでいて気持ち良いストーリーでした。ルーカスの罪の意識がなかなか抜けず、ハラハラしましたが、クリスマスらしい雰囲気で、楽しんで読めました♪♪
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モニター
クリスマスイブの夜、心から結ばれるはずだった女性フェイスと、その彼ワース。それぞれの境遇を必死に乗り越え本物の愛に目覚めた姿には大きな感動を覚えました。人生を賭けて愛を貫き最後に家族となる2人の素晴らしさが羨ましいとも思いました。クリスマスってやっぱり素敵!
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ビバリー・バートンファンなら、これを読むと「あー、あのシリーズ?」って懐かしくなるはず。彼女を知らない人もファンになること間違いなし。思わず、関連作品を読み返しております。りアン・バンクスも作品には、はずれはありませんね。みなさん、これを読んでクリスマス気分に浸ってください。
幼いころ、祖父から贈られた『美女と野獣』の絵本を読んでロマンス小説のとりことなり、九歳のときに初めて物語を書いた。それ以後、小説、詩、脚本と、学生時代を通じて創作活動に親しむ。結婚し、二人の子供を産んでから専業主婦となっていたが、執筆活動に復帰してからはアメリカロマンス作家協会に加入し、大いなる貢献をする。'90年にデビューして以来、マギー賞や全米読者選賞を受賞。ロマンス小説界の最高峰RITA賞の最終選考にも残ったことがある。とりわけ、百戦錬磨のボディガードを主人公にした出世作『狼たちの休息』シリーズは新作が出るたびに各メディアから賛辞を受け、世界的ベストセラー作家リンダ・ハワードからも賞賛のコメントを贈られるほどの人気連作。人を守るため命すら投げ出す強者たちだが、唯一真実の愛の前では無防備――そんな理想のヒーローが登場する作品を書き続けていきたいという。
USAトゥデイのベストセラーリストにも登場歴を持つ彼女は、アメリカのロマンス小説界でナンバーワンの売り上げを誇る人気作家の一人。現在、夫と息子、娘とともに、生まれ故郷のバージニアで暮らしている。コミカルでセクシー、かつ読み終えたあとも印象に残るような人物が登場する作品を好むという。そんな彼女を、超人気作家ダイアナ・パーマーも「ハーレクイン・ディザイアの作家陣のうちでもっとも優れた作家の一人」だと大絶賛している。