ハーレクイン・シリーズ
ドクターへの贈り物
有能な看護師のルイーザは、臨時の仕事を受け入れた。小さな村の病院で看護師として働くかたわら、病院のドクター、マックの家で住みこみの家政婦をするのだ。彼は過去のできごとが原因で自分の殻に閉じこもるようになり、誰も寄せつけない孤独な日々を送っていた。みんなと祝うクリスマスを経験すれば、彼も立ち直れるはず。そう考えたルイーザは、マックの反対をよそに着々と準備を進めた。周囲の人々に気にかけてもらえるのがどれだけ幸せなことか、なんとしても彼に気づいてほしい。そうでなければ、私は安心してロンドンへ帰れない。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年11月20日
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- 著者
- サラ・モーガン
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- 訳者
- 堺谷ますみ
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- 定価
- 628円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-76299-3
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- 書籍番号
- HR-299 (初版HVP-4)
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- ミニシリーズ
- 恋人はドクター
読者レビュー
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シルクマロン
ヒロインの看護士のルイーザの行動には、驚かされました。呼び鈴を鳴らして、出てこないからといって、ドクターに窓から侵入して不審者と間違われたようなことして大丈夫なのとはらはらしました。近所の老姉妹のめんどうをみたり、瀕死の捨て犬を拾って飼うなんて。看護士の仕事も、家政婦の仕事も完璧だし。ドクターが彼女のペースにまきこまれて、最初は迷惑していたようですが、魅力に引き込まれていく様子は、楽しめました。クリスマスにぴったりの笑えるラブストーリーです。
イギリスのウィルトシャー州生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚し、小さな男の子が二人いる。子育てに追われながらも暇を見つけては執筆活動にいそしんでいる。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入り。