ハーレクイン・シリーズ
クリスマス・ストーリー2010 四つの愛の物語
レディ・ラブレスを探して
十九歳でアレックスと結婚したものの、すぐにメリセントは夫が自分との結婚を望んでいなかったことに気づいた。一家の領地の運営に夢中で妻を顧みない夫とのよそよそしい結婚生活は二年あまり続いた。だが、メリセントはついに耐えかね、大喧嘩の末に飛びだしてしまい……。
いたずらな天使
クリスマスイブなのに、キャリーは朝から不運続き。勤め先からは解雇を言い渡され、住居の管理人からは一カ月後の部屋の明け渡しを宣告されたのだ。さらに突然部屋を訪ねてきた老婦人が、玄関先に大きな箱を置いていく。なんと箱の中には生後三カ月くらいの赤ん坊がいた!
聖夜は億万長者と
カロは夫ジェイクの不貞を確信して身重のまま家を出ると、一人でマヨルカ島に渡って娘を産んだ。そして今、生後六カ月になる娘を連れて、唯一の肉親である弟とクリスマスを過ごすため、ヒースロー空港に降り立った。ところが、彼女を出迎えたのは、誰あろうジェイクだった。
恋に落ちた十二月
会議の開催されるホテルへ向かう途中、ジェーンは凍った道ですべり、泥まみれになった。着替えに提供された部屋へと急いだが、部屋の番号を間違えてしまう。部屋から途方もなく魅力的な男性が現れ、ジェーンは心を奪われた。その男性――ライアンが新しいボスだとは知りもせず。
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- 頁数
- 400頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年11月05日
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- 定価
- 1,320円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2010年10月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-80828-8
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- 書籍番号
- X-28
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イギリスのヨークシャー生まれ。詩人である祖父の影響を受け、幼いころから歴史小説を読みふけり、ロンドン大学でも歴史を専攻した。その知識をヒストリカル小説の執筆に存分に生かし、イギリス摂政期の華麗なロマンスで人気を博している。現在、夫と犬や猫たちと暮らしている。
家族とともに、アメリカのノースカロライナ州東岸沖の小島、ハッテラス島に住む。毎年激しい嵐に襲われ、しばしば停電に悩まされながらも、美しい自然や楽しい釣り、すばらしい海の眺めに魅せられている。家族で飼う猫や息子が飼うハムスターなどに囲まれ、にぎやかに暮らしている。
1978年にイギリスでデビューして以来、刊行された作品は実に100冊を超える。14歳のころからロマンス小説に傾倒し、作家になることを決意した。物語を書き進めていくうちに徐々に主導権が登場人物へと移り、いつのまにか彼らが自由に物語を紡ぎはじめるのだという。
祖母の影響で十代のころからミルズ・アンド・ブーン社のロマンス小説を愛読していた。ロンドンで働いた二年の間に夫と出会った。現在は故郷のニュージーランドに戻り、双子を含む四人の育児に追われながらも、ゴージャスな主人公が繰り広げるラブロマンスを夢想して過ごしている。