ハーレクイン・シリーズ
アマリアは両親の死後、学業を中断して歳の離れた弟のために秘書をして家計を支えている。会社と家の往復の生活では、恋をする暇など当然ない。それでも、いつか亡き両親のように幸せな家庭を築くのを夢見ていた。ある日上司が、ライバル会社社長のスペイン人大富豪ラファエルと気球レースの賭をすることになった。ラファエルはなぜか同乗者にアマリアを指名した。高所恐怖症を理由に彼女が断ると、彼は恋人を同乗させることにする。数日後、ラファエルはアマリアのところへやってきて、一緒に気球に乗った恋人に結婚を迫られ、困り果てていると言った。そして、いやがるアマリアを強引に気球に乗せてしまった!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年11月05日
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- 著者
- バーバラ・マクマーン
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- 訳者
- 東みなみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2010年10月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22131-5
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- 書籍番号
- I-2131
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モニター
とびきりセクシーな男性と二人きりの空の旅。スリルとロマンスがたっぷりつまった気球での冒険は日常生活を忘れさせてくれますよ。ラストシーンのヒーローがかっこよくて、もう!男らしくてうっとりしちゃいます。ヒロインのアマリアを羨ましく思うこと間違いなしです。
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モニター
気球の楽しみ、魅力を感じ始めるヒロインと同じペースでヒーローがヒロインを想いはじめていく感じが素敵でした。「損をして得をする」ではないですが、最高の勝者です。
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モニター
大好きな国スペインが舞台の作品に読む前からワクワクでした。男女の愛だけでなく家族愛も同じくらい大切に考えるスペインの人々を感じます。熱気球のカゴという狭くて隔絶された空間の中で育っていく互いへの思い。普通じゃない状況だからと自分に言い聞かせながらも惹かれあう2人に羨望を覚えました。今まで抱いてきた人生観までも変えてしまうパートナーの出現。こんな出会いを赤い糸と呼ぶのだろうなぁと感じました。
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モニター
今回の作品は熱気球という普段は体験し得ない内容の物で、ワクワクしました。ありがちな大富豪と秘書というお話でありながら、要所要所にスパイスが加えてあって色々な人との絡み合いがとても面白かったです。主人公の心の描写も丁寧に描かれて、手に取るように分かりとても面白く、読みやすい作品でした。
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モニター
高所恐怖症のアマリアが、気球レースの賭けに参加することに・・・・。狭いゴンドラの中で魅力的な大富豪ラファエルと二人っきり、逃げる事も出来ない環境の中でだんだんとお互いを知り求めあう二人。二人の心の動きにドキドキしながら一気に読んでしまいました。私も気球に乗って空の旅を楽しんでみたくなりました。
アメリカ南部で生まれ育つ。一年間、国際線に乗務して世界を回ったのち、カリフォルニアに落ち着く。家庭を持ちながらコンピューター会社に勤務するが、子供たちが学校に通い始めて、執筆活動に入る。最近は夫とともにシエラ・ネヴァダ山脈に移り住み、美しい眺めやゆったりした暮らしに、ますます創作意欲をかきたてられている。