ハーレクイン・シリーズ
招かれざるプリンセス
彼が望むのは王家の血を引く子供だけ。私は軽蔑の対象でしかない。
アメリカ娘のフィービーは旅先で北欧の島国アマルネスの皇太子、アンデルスと恋に落ちて結婚した。しかし彼は甘やかされて育った利己的な男性にすぎず、わずか一カ月で結婚は破局を迎えたのだった。六年後の今、フィービーは宝石デザイナーとして自立し、息子クリスチャンとともにニューヨークで平穏に暮らしている。ところが、ある日、アンデルスが交通事故で亡くなったことで、フィービーの人生は一変する。アンデルスの従兄レオが不意にフィービーの前に現れ、息子とともにアマルネスに来るよう強要してきたのだ。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年10月05日
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- 著者
- ケイト・ヒューイット
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- 訳者
- 中村美穂
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12542-2
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- 書籍番号
- R-2542
アメリカ・ペンシルバニア州で育つ。大学で演劇を学び、劇場での仕事に就こうと移ったニューヨークで兄の幼なじみと出会い結婚した。その後、イギリスに渡り六年間を過ごす。雑誌に短編を書いたのがきっかけで執筆を始め、長編や連載小説も手がけている。読書、旅行、編みものが趣味。現在はコネチカット州に夫と三人の子供と住む。