ハーレクイン・シリーズ
あなたへの道のり
エイミーがジェイクと出会ったのは、友人の赤ん坊の洗礼式だった。二人はひと目で引かれ合い、一夜をともにしてしまう。そのとき彼女の家の玄関で、ジェイクは警告した。「責任はとらない」と。だからエイミーは妊娠がわかっても、一人で産み育てるつもりでいた。後日、彼女が身ごもっていることを知ったジェイクから、小切手が送られてきた。彼のお金ではなく、心がほしいのに。エイミーは小切手を細かく破いて送り返した。すると今度は、身の回りを世話する家政婦が派遣されてきた。ジェイクは父親になりたくないが、無視することもできないらしい。今度はさすがに、家政婦をびりびりに破いて送り返すのは不可能だ。何か手を考えなければ。そしてエイミーはある作戦を思いついた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年09月05日
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- 著者
- リズ・フィールディング
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- 訳者
- 高山恵
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-73851-6
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- 書籍番号
- C-851 (初版R-1778)
読者レビュー
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イングランド南部バークシャー生まれ。二十歳のときアフリカに渡り、秘書の仕事に就いた。土木技師と結婚し、その後十年間をアフリカと中東で暮らす。夫は激務で、彼の帰宅を待つ長い時間、ものを書いて過ごすうち作家の道に。現在はイングランドに戻り、ウェールズに住んでいる。夫とのあいだに二人の子供がある。