ハーレクイン・シリーズ
オアシスはどこに
ジェニファーは父の死後、レストランチェーンの後継者になるためモハーベ砂漠のオブライエン・レストランにやってきた。店長候補として働き始めてまもなく、一人の男が現れる。男の名前はブラッキー・アーチャー。はき古したジーンズに薄いブルーのシャツを着た、尊大な男だ。ブラッキーは皿洗いでも何でもいいから店で働かせてくれと頼む。荒々しいが、同時にどこか洗練された魅力のある彼に、ジェニファーは言いようのないときめきを覚えた。「僕ほどの男を雇わない手はありませんよ」ブラッキーは青い瞳をきらりとさせ、ジェニファーに迫った。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2010年08月05日
-
- 著者
- レベッカ・ウインターズ
-
- 訳者
- 佐久信子
-
- 定価
- 713円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-73849-3
-
- 書籍番号
- C-849 (初版I-768)
読者レビュー
-
よしも
ヒロインの悲しみと苦しみを抱えながら成長する姿と、ちょっと強引だけどぐいぐいリードしてくれるヒーローの素敵なストーリーでした。最後は涙が電車の中で出てしまいそうでした。もう一度、一人ゆっくりと自宅で読み直したい1冊です!
アメリカの作家。十七歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これが世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティに住み、四人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である。