ハーレクイン・シリーズ

      
      秘書になった王女      
          ダイヤモンドの迷宮 Ⅶ
    浅はかな“パーティ・プリンセス”あなたにだけは、そう思われたくなかった。
    
    
          リスはアリスト王国の王女でありながら、ある事情から兄の命令でオーストラリアで自活することになった。実業家ジェイムズの秘書の職に就いたものの、電話の応対もできず、まともな書類一つ作れないリスに、ついにジェイムズの忍耐が限界を超えた。「王女という立場に甘えるな」苦言にかっとしたリスは、思わず彼をにらみつけた。たとえ怒っていても、ジェイムズはハンサムでセクシーだ。そして、刺すような鋭い目の奥には金色の輝きが見てとれる。リスは思わず身震いした。彼はわたしをほしがっているの?
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    - 頁数
- 160頁 / 新書判
 
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    - 発行日
- 2010年08月20日
 
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      - 著者
- ナタリー・アンダーソン
 
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      - 訳者
- 水月遙
 
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    - 定価
- 723円(税込)
 
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    - ISBN
- 978-4-596-12524-8
 
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    - 書籍番号
- R-2524
 
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    - ミニ
 シリーズ
- ダイヤモンドの迷宮
 
- ミニ



祖母の影響で十代のころからロマンス小説を愛し、ジョージェット・ヘイヤーやアガサ・クリスティといった古典の間にミルズ・アンド・ブーン社の本をはさんでいた。ロンドンで働いた二年の間に夫と出会った。現在は故郷のニュージーランドに戻り、双子を含む四人の育児に追われながらも、ゴージャスな主人公が繰り広げるラブロマンスを夢想して過ごしている。