ハーレクイン・シリーズ
シアトル、バンクーバー、そしてウィーン。彼はどこまで私を追いかけるつもり?パーティ会場にサルク国王の弟であるシーク・ザイドの姿を認め、心理学者のルーはあきれかえった。数日前から彼女は旧知のザイドにつきまとわれていた。早急に結婚する必要があり、相手を探してほしいというのだ。ルーは専門知識を生かしてときどき結婚の仲介もしているが、ザイドには傷つけられた過去があり、頼みを引き受ける気はなかった。しかし、根負けして話を聞いてみることにしたルーは、結婚の成否が一国の存亡にかかわると知って動揺した。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2010年08月05日
-
- 著者
- ジェイン・ポーター
-
- 訳者
- 漆原麗
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-12523-1
-
- 書籍番号
- R-2523
-
モニター
異国情緒あふれる砂漠の国、そしてシークとのロマンスはとても魅力的ですね。この時期にぴったりのお勧めです。知的で賢いヒロインのルーも恋愛は勝手がちがうみたいで…。嫌っているはずのザイドにどんどん惹かれていく気持ち、揺れる想い。二人と一緒に素敵な恋をしてみてください。
-
モニター
ヒロインのルーは、過去に砂漠のプリンスの心無い中傷に女心を傷つけられ、以来、彼を嫌うようになります。でも実は、それは愛情の裏返し。出会いのはじめから彼に強く惹かれていたからこそであり、再会してもなお、彼の堂々たる男らしさに好きにならずにいられません。嫌なヤツと反発しつつも、彼に大至急結婚相手を探すよう強制されて、私も女なのに!と傷ついてしまう。ヒロインの女らしさに共感して、とても楽しく読みました。
-
モニター
まさにハーレクインの王道、便宜上の結婚でしたが、実際はお互い惹かれていて・・・安心して読めました。
-
モニター
心理学者であり結婚の仲介を仕事としているルー、堅苦しい職業のイメージでシーク・ザイドとの恋の行方はどうなるのかと興味津々でした。シーク・シャリフが行方不明になりザイドは花嫁探しをルーに依頼するが中盤までは、なかなか話が進まないように感じられたが、中盤からはいっきに読めた。
-
モニター
砂漠のプリンス ザイド。優雅で男らしくハンサムなプリンス。映画化されたら誰が適役?! プリンセスは?! 建築やファッション。自然や色。頭の中で映像化していくのがとても楽しく、話が進むにつれワクワク感が増します。
女性が夢見るプリンセスストーリーがココに♪ -
モニター
3年前にひと目で夢中になって、傷つけられたヒロイン。3年ぶりにあっても彼の素敵な魅力に抵抗できないヒロイン。そして彼女の奥深さに引かれるヒーロー。ドキドキした2人の時間が気になって、あっという間に読み終わってしまいました。
アメリカ、カリフォルニア州に生まれ、十代から二十代前半は海外で過ごす。イギリスに滞在中、ロマンス小説に出合い夢中になった。文学修士号を持ち、現在は教師をしている。夫と幼い二人の息子とともにシアトルに在住。