ハーレクイン・シリーズ
離れられない理由
冷徹で皮肉屋で傲慢な彼。そんな人とかかわりたくないのに。
親友スージーとその夫が事故死したという突然の知らせに、ヴィクトリアは声をなくし、くずおれた。家族も同然だったスージーがいなくなるなんて……。だが、悲しみに浸ってばかりもいられない。夫妻の遺された息子、ディランの面倒を見なくてはならないのだ。遺言で、ヴィクトリアはディランの共同保護者に指名されていた。もう一人の保護者はコナー・ノース。夫側の友人で、冷酷な富豪だ。どうせ子供に興味などないだろうと思っていたのに、意外にもコナーは、自分がディランを育てると言い張る。もちろんヴィクトリアは、コナーの申し出を断固として拒んだ。ディランを絶対に手放せない、誰にも言えない秘密があったから。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年07月20日
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- 著者
- テッサ・ラドリー
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- 訳者
- 庭植奈穂子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51391-5
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- 書籍番号
- D-1391
旅と読書を何よりも愛しているという。幼いころからファンタジーやミステリー、ロマンスを読みふけっては空想の旅をしていた。英文学と法律の学位取得後、法律事務所に勤務するも、オーストラリアへの家族旅行をきっかけに執筆活動に転向することを決意。旅がすべてのインスピレーションと語る。