ハーレクイン・シリーズ
リアノンは親友の産んだ赤ん坊を連れて、オープンしたばかりの高級リゾートにやってきた。リゾートの持ち主は、世界的に有名なギリシアの不動産王――ルカス・ペトラキデス。親友は赤ん坊の父親がルカスであると告げたのち、亡くなった。苦労の末、リアノンはルカスに会って事情を伝える。だが、彼は自分が父親であることを真っ向から否定したばかりか、リアノンが金目当てのゆすり屋だと誤解する始末だ。マスコミの目を警戒するルカスに連れられ、リアノンはエーゲ海にあるペトラキデス家所有の島へ向かうはめに。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年06月20日
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- 著者
- ケイト・ヒューイット
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- 訳者
- 深山千尋
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12505-7
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- 書籍番号
- R-2505
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モニター
ふたりともが子供時代からの心の傷をおっている切ないストーリーでした。ヒーローが自分の弱さを自覚し、愛を認め告白するシーンは印象的。『愛は人を強くする』その言葉のとおり、ヒロインのように強くなりたいと思わせてくれる素敵なお話でした。カバーのミスター・ラテン、恥ずかしくなってしまうくらい素敵です!
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モニター
孤独な子ども時代ゆえ、愛を求めるリアノンと、愛を否定するルカス。必要とされ愛されることをひたむきに求めるリアノンの姿には何度も泣かされました。リアノンに何度も涙した分、ルカスが愛を認められた時は、私まで本当に嬉し涙でいっぱいになりました。辛く苦しい思いをした後に迎えるハッピーエンドはやっぱり最高です!ハーレクインらしい作品でとっても良かったです。
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モニター
リアノンは、亡くなった友人の娘を父親に会わせるためにフランスのホテルに滞在し、ギリシア人の大富豪に事実を告げますが、聞き入れられません。スキャンダルを避けるためにギリシアの島に強制的に連れて行かれます。反発しながらも孤独な二人が惹かれあう恋愛模様。いっきに読んでしまいました。
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モニター
ギリシアの不動産王ルカスと親友レアンの娘アナベルのために奔走するリアノン。リアノンのアナベルへの愛情をかくしながらぺトラキデス家にたくそうとする気持ちがよくわかります。愛でありながら、なかなか認めようとしないルカス。とても楽しくわくわくしながら読みました。
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モニター
ギリシアの大富豪ルカスに、亡き親友の遺児を託すためリゾート地へ。ところが子供のことを認めません。マスコミ対策の為、リアノンを連れていきますが…。わからずやのヒーローが多い中、ルカスはヒロインのリアノンに対してやさしいです。反対にヒロインのほうがわからずやかなーと思いました。父親がいぶし銀の味わいです。
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モニター
愛を求め、拒絶された過去を持つヒーローに、同じく傷ついてきたヒロインが向かい合う姿がとても印象に残りました。「そこまでおいつめなくても・・・」とも思いながら読みましたが、愛されているという確信があるからこそ出来る技なのでしょうね。
アメリカ・ペンシルバニア州で育つ。大学で演劇を学び、劇場での仕事に就こうと移ったニューヨークで兄の幼なじみと出会い結婚した。その後、イギリスに渡り六年間を過ごす。雑誌に短編を書いたのがきっかけで執筆を始め、長編や連載小説も手がけている。読書、旅行、編みものが趣味。現在はコネチカット州に夫と三人の子供と住む。