ハーレクイン・シリーズ
十五年目の告白
写真家のリーザは、アラブの砂漠で撮影中、足をくじき身動きがとれなくなった。砂嵐が近づき窮地に陥ったところへ、黒い馬に乗った謎の男性が現れる。
エイミーは医師として忙しく勤務する今でも、高校時代の同級生、ザックのことが忘れられずにいた。彼とは化学の実験のパートナーというだけの関係で、教室以外では話したことさえなかったけれど。一度でいいから彼のバイクに乗せてもらいたかった……。そんなことを考えながら出勤中、自動車事故に出くわし、エイミーは負傷者の状態を調べていた。「動かすんじゃない」低い声が聞こえて顔を上げると、バイクから降りてきた男性が、ヘルメットの奥から強烈な光を放つ瞳で見つめている。エイミーの全身に、十五年前と同じおののきが走り抜けた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年10月05日
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- 著者
- ジョージー・メトカーフ
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- 訳者
- 小沢ゆり
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-21971-8
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- 書籍番号
- I-1971
読者レビュー
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大家族のなかで育ち、子供のころから本が友だちだった。書くほうに回った現在も同様で、物語の終わりにさよならを言いたくなくなるという。コーンウォールで〝我慢強い〟夫とともに暮らしている。四人の子供がいる。