ハーレクイン・シリーズ
置き忘れた愛の日々
いとしすぎるライバル――でも、ビジネスにやわな感情は禁物よ。
広告業界の年次大会で、サマンサは今回も受賞を逸してしまった。期待していただけに、落胆は大きい。それに今回も受賞はマイケル。彼は一年余り前にロサンゼルスからニューヨークに戻ってきた。サマンサはこれまで、マイケルと顔を合わせるのを避けてきた。七年前に別れてからずっと。そう、彼女の話を聞きもせず、“君は父親のために僕を捨てるのか”と言い残して去ってから。なのにどうして帰ってきたの? ライバル会社に移ってまでして。「まだお父さんの下で働いているようだね」ホテルのラウンジで不意に出会ったマイケルが言う。サマンサの胸に一人取り残されて過ごした辛い日々がよみがえった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年05月05日
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- 著者
- ジャッキー・ブラウン
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- 訳者
- 竹内喜
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-22094-3
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- 書籍番号
- I-2094
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ミシガン・セントラル大学でジャーナリズムの修士課程を修了したのち、雑誌社や新聞社で活躍。一九九一年にはフリント・ジャーナル紙で初の女性ライターとして注目を集めた。在職中も小説を書き続け、二〇〇二年ついにRITA賞のファイナリストとなった。現在は最愛の夫と共に過ごす時間を大切にしながら、執筆活動に専念している。