ハーレクイン・シリーズ
ガラスの靴をさがして
花婿はボス Ⅱ
彼のことを恋人だなんて……。
どうしてあんな嘘をついてしまったの?
ルーシーはハンサムなイギリス人男性ガイのことが嫌いだった。彼に青い瞳で見つめられ、「シンデレラ」と呼ばれると、なんだか笑われているような気がして、落ち着かなくなるのだ。二人が出会ったのは、オーストラリア奥地の牧場で、そのときのルーシーは牧童たちの世話に追われていたから、特権階級の香りを漂わす、束の間の滞在客だったガイには、彼女が、身を粉にして働くシンデレラのように見えたのだろう。そして今、やむなくロンドンに戻ることになったルーシーは、ちょうど帰国するところだったガイと二人並んで機内にいた。数日後の自分が彼の会社で働き、彼を恋人と呼ぶとは思いもせずに。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年08月05日
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- 著者
- ジェシカ・ハート
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- 訳者
- 南和子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-21957-2
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- 書籍番号
- I-1957
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- ミニシリーズ
- 花婿はボス
読者レビュー
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ガーナ生まれだがイングランド、オクスフォードシャーの田舎育ち。土木技師として外国で働く父親に会うため、休暇ごとにアフリカ各地やニューギニアを訪れた。大学卒業後はウエイトレスから英語の教師まで、数多くの職業に就き、海外生活も経験した。現在はイングランド北部に暮らす。