ハーレクイン・シリーズ
伯爵家の呪い
キャロル・モーティマー・コレクション
“恋した女性に生涯を捧げる”その呪いを避けたい傲慢伯爵は……。
アンゼリカが初めて実の父と顔を合わせたのは半年前。欧州随一の富豪である父は、存在すら知らなかった娘を歓迎したが、世間に騒がれるのを嫌って父娘の関係は公にしていなかった。ある夜、父に呼ばれたアンゼリカは、シチリアの伯爵で、“ウルフ”ことカルロ・ガンブレリに引き合わされた。彼の名はもちろん知っている——稀代のプレイボーイとして。噂に違わず、優雅ながらたくましい彼はとてつもなく魅力的だ。しかし彼の目には、アンゼリカに対するあからさまな軽蔑の色が。彼は私のことを、父の愛人だと思い込んでいる! 失礼な人!だが自らの寿命を危ぶむ父がウルフに告げる。アンゼリカを頼む、と。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2025年05月05日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 水月遙
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- 定価
- 730円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-72805-0
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- 書籍番号
- MP-117 (初版R-2355)
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- ミニ
シリーズ - キャロル・モーティマー・コレクション
- ミニ
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ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の一人。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年に見事デビューを果たす。以来、数多くの作品を生み続け、2015年にはアメリカロマンス作家協会から、その功績を称える功労賞を授与された。エリザベス女王からも目覚ましい活躍を認められている。