ハーレクイン文庫

昨日の影
ナタリーは実業家ライアンと電撃結婚するが、幸せは長く続かなかった。別離から3年後、父の医療費の援助を頼むと、夫は代わりに娘と、彼女の体を求めて…。
ナタリーは、ハンサムで裕福な実業家ライアンと知り合う。激しく惹かれ合った二人は、驚くほどの早さで結婚に至るが、慣れない上流社会や、夫の元恋人からの嫌がらせに耐えられず、ナタリーはわずか3カ月で家を出た。だがそれから3年。父親が闘病生活を余儀なくされたナタリーは、打つ手もなく、援助を頼みにライアンのもとへ向かっていた。いまでも突然消えたナタリーを恨んでいるライアンは、底冷えする目つきでねめつけて、屈辱的な条件を突きつけた。隠している娘と、君の体が欲しいと。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2025年04月15日
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- 著者
- ヘレン・ビアンチン
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- 訳者
- 井上圭子
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- 定価
- 600円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-72817-3
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- 書籍番号
- HQSP-458 (初版R-411)
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ニュージーランド生まれ。想像力豊かな、読書を愛する子供だった。秘書学校を卒業後、友人と船で対岸のオーストラリアに渡り、働いてためたお金で車を買って大陸横断の旅をした。その旅先でイタリア人男性と知り合い結婚。もっとも尊敬する作家はノーラ・ロバーツだという。