ハーレクイン・シリーズ
愛することが怖くて
ハーレクイン・ロマンス〜伝説の名作選〜
天国に旅立った我が子がくれた、愛にあふれた贈りもの。
ギリシア人富豪サンダーの子を身籠り、結婚したタリーは、死産をきっかけに家を出て、別居を始めた。子を失った悲しみを分かち合おうにも夫は仕事ばかりで、寄り添う気持ちすらない。そんな姿に失望し、いつしか心が離れてしまったのだ。新しく始めた仕事がようやく軌道に乗り、そろそろサンダーとの関係を清算しなければと考えたタリーは、1年半ぶりにフランスへ向かった。すると、驚いたことにサンダーに出迎えられ、妻として戻ってほしいと囁かれて、思いがけず心をかき乱される。サンダーへの愛は消えていない。私たちはまだやり直せるの?だがそんな淡い期待を砕くような、夫の秘密を知ってしまい……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2025年04月05日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 西江璃子
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- 定価
- 740円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-72594-3
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- 書籍番号
- R-3960 (初版R-2721)
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- ミニ
シリーズ - ハーレクイン・ロマンス〜伝説の名作選〜
- ミニ
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北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。