ハーレクイン・シリーズ
一夜の子のために
ハーレクイン・ロマンス〜伝説の名作選〜
息子の命を守る方法はひとつ──非情な大富豪の花嫁になること。
メイジーは突然訪ねてきた男性を見て、はっと息をのんだ。5年前、旅先で一夜を共にしたイタリア人富豪ロメオ──彼には私の名前以外、何も伝えていない。なのに、なぜ今ごろ私の居場所を捜し当て、こんな田舎の村まで押しかけてきたの?まさか……あの一夜で私が妊娠して、密かに息子を産んだことを知られてしまった? まさにロメオはすべてを把握していた。険しい顔で子供と面会させるようメイジーに要求し、間違いなく自分の息子だと確信すると、すべてを捨てて彼と結婚するよう迫ったのだ。「その子は命を狙われている。僕にしか守れない」急な話に動転しながらも、メイジーは彼を信じるしかなくて……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2025年04月05日
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- 著者
- マヤ・ブレイク
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- 訳者
- 松本果蓮
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- 定価
- 740円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-72592-9
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- 書籍番号
- R-3959 (初版R-3191)
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- ミニ
シリーズ - ハーレクイン・ロマンス〜伝説の名作選〜
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イギリスの作家。妻であり2人の子どもの母でもある彼女がロマンス小説の虜になったのは、13歳のとき。姉から借りた1冊のハーレクインがきっかけだった。そんな彼女にとって、ハーレクイン社でのデビューは夢のようだったと語る。執筆に没頭していないときは、旅行やXが好きだという。