ハーレクイン・シリーズ
放蕩ボスへの秘書の献身愛
大富豪の花嫁に Ⅰ
私は愛するあなたの目になりたい。だから、どうか私に心を開いて。
父を知らず、病身の母の看病で満足に学校に通えなかったオーガスタ。母の死後、必死に勉強し、今は実業家マティアスの秘書をしている。その日、朝の5時半、オーガスタは1本の電話に叩き起こされた。放蕩者として名高いマティアスに企業スパイの疑いが生じたという。オーガスタは彼の豪邸に駆けつけ、根も葉もないゴシップを消すにはもっと大きなニュースで世間の関心を逸らしては、と提案した。「よし。僕が結婚すれば大ニュースだ。相手は……きみだ」あくまで偽装だと言われて、オーガスタは同意する。だがこのあと、二人の乗った車が木に激突する事故が起き、まさか憧れのボスが失明するなど、夢にも思わなかった——!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2025年04月05日
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- 著者
- ミリー・アダムズ
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- 訳者
- 悠木美桜
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- 定価
- 740円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-72590-5
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- 書籍番号
- R-3957
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- ミニ
シリーズ - 大富豪の花嫁に
- ミニ
昔からずっと本が大好き。自分のことを『赤毛のアン』の主人公アン・シャーリーと、19世紀に優雅な令嬢の生活から冒険とスリル満点の船上の世界へと突然投げこまれた物語の主人公シャーロット・ドイルを混ぜ合わせたような存在だと考えている。森の端にある小さな家に住み、ふと気づけば息抜きに本のページをめくって読書にふける生活を送る。情熱的で傲慢なヒーローに立ち向かうヒロインという組み合わせに目がない。