ハーレクイン・シリーズ
リンジーは行方不明の妹ルビーの消息を知るために、妹が秘書として働くアレッシオ・カペーリのオフィスを訪ねた。やり手の離婚専門弁護士として鳴らすアレッシオは、結婚生活の修復を手がけるカウンセラーのリンジーとは常に対立し、二人のコメントはしばしば並べて新聞雑誌に掲載されるほどだ。目の前の弁護士らしからぬ男っぽい姿にどぎまぎするリンジーに、アレッシオはルビーの解雇を冷ややかに言い渡した。それがいやなら今から秘書として自分の出張に同行しろという。行き先はロマンチックなカリブ海に浮かぶ彼所有の島だ。リンジーは恐れおののきながらも承諾するしかなかった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年03月05日
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- 著者
- サラ・モーガン
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- 訳者
- 渚家みのり
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12472-2
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- 書籍番号
- R-2472
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モニター
さすが、サラ・モーガン! ロマンスシリーズに望む「傲慢なヒーロー」と「純真なヒロイン」のツボをよく押さえていました。相反する職業、愛の価値観が違う2人の愛のストーリーは一気に楽しめます。ついでながら、ヒロインの妹のスピンも出てほしいと期待したくなりました。
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モニター
小さい頃から、妹の母代りとして、頑張ってきたヒロイン! 自分もつらい思いをしているのに、それでも、妹を心配しているリンジー。そして、シチリア人のヒーロー、傲慢なのに、頼りになるアレッシオ! その2人のロマンス。さすが、サラ・モーガン、夢中になって一気に読んでしまいました。私の、お気に入りのストーリーの一つになりそうです。
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モニター
大好きな「傲慢なヒーロー」と「純真なヒロイン」のロマンスで一気に読みました!! ヒロイン、がんばれと言う気持ちが強く、読みながら、ほかの登場人物にむっとしてしまったり、とても面白かったです!!
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モニター10028
リンジーが妹の事をとても大切に思っている気持ちがわかる話です。それに考え方が全く違う二人が少しずつだけどお互いの事を理解していく過程がすごく楽しいです。
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モニター
読む前は、なんとなく想像つきそう・・・と思ったのに、読んでみたらノンストップで最後まで読んでしまいました。ストーリー展開が早く、どんどんひきこまれました。ヒロインの女性的な生真面目さと、ヒーローの大胆で気取らない男らしさ、二人の気持ちが的確に描写されていて良かったです。妹たちのストーリーも気になりました。この作者の他の小説も読んでみたいと思います。
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モニター
サラ・モーガンさんの作品は大好きで良く読むのですが、今回の作品もハーレクイン読者のツボを押さえながらも愛とは何なのか考えさせられる作品で、さすがサラ・モーガンさんだと思いました。妹を大切に思う純真なヒロインと独裁者的で傲慢なヒーロー。価値観の全く違う相反する二人がお互いに惹かれあい、結ばれるところまで、まるで自分のことのように物語に引き込まれ、一気に読んでしまいました。
イギリスのウィルトシャー州生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚し、小さな男の子が二人いる。子育てに追われながらも暇を見つけては執筆活動にいそしんでいる。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入り。