ハーレクイン・シリーズ
蝶の館
ハーレクイン・ロマンス〜伝説の名作選〜
身代わりの花嫁をさらったのは、成りすましの花婿だった。
ニコラのもとに、頬を涙で濡らした友人が駆け込んできた。彼女には結婚を約束した恋人がいるのに、彼女の後見人である富豪ルイースから、無理やり花嫁になるよう迫られているという。なんて傲慢な人なの? 酷すぎるわ!ニコラは友人を救うため一計を案じた。迎えに来たルイースの車に友人の身代わりとして乗りこみ、隙を見て逃げ出そうというのだ。ところが花嫁を迎えに来たのは、彼のいとこのラモンだった。ハンサムで優しいラモンに、ニコラの胸は高鳴るが、じつは彼こそがルイースで、花嫁が偽者と気づいた彼は怒り、ニコラに強引に結婚を承諾させると、彼の“蝶の館”へ連れ去った。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2025年03月20日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 大沢晶
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- 定価
- 740円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-72447-2
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- 書籍番号
- R-3956 (初版R-393)
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- ミニ
シリーズ - ハーレクイン・ロマンス〜伝説の名作選〜
- ミニ
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。学校を卒業後、ジャーナリストとして働いたのち、1975年に『バラに想いを』で作家デビューした。40年以上にわたって活躍し、93作品を上梓。ロマンス作家協会の会長も務めた。陰影のある独特の作風で読者の心を揺さぶり続けたが、2017年11月、多くの人に惜しまれつつこの世を去った。遺作は『恋も愛も知らないまま』(R-3364)。