ハーレクイン・シリーズ
小さな命を隠した花嫁
きみは魅力的だと言いながら、なぜ結婚は考えないと言うの?
25歳のエレナは実業家のローガンと出逢い、人生初の一目惚れをした。彼は大学時代に親を亡くして以降、弟妹たちの親代わりとなり、最近ようやく自分の時間を持てるようになったらしい。そのせいで、しばらくは結婚せずに自由を謳歌することに決めていて、エレナが純潔を捧げようとしたとき、彼は身を引いてこう告げた。「きみの“初めて”は、結婚を前提につき合う誠実な男に捧げるべきだ」こちらを気遣うようでいて、そのじつ突き放している冷たい言葉……。この恋は諦めたほうがいい。そう頭ではわかっているのに、数日後、エレナはつかの間でいいから恋人になってほしいと訴えていた——やがて予期せず妊娠し、密かに産む決意をすることになるとも思わずに!
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- 頁数
- 192頁 / 新書判
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- 発行日
- 2025年02月20日
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- 著者
- クリスティン・リマー
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- 訳者
- 川合りりこ
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- 定価
- 763円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-72191-4
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- 書籍番号
- I-2839
大型書店やUSAトゥデイ紙のベストセラーリストにたびたび登場する。RITA賞に2作品がノミネートされ、ロマンティックタイムズ誌でも賞を獲得した実力の持ち主。ロマンス小説家になるまで、女優、店員、ビルの管理人など実にさまざまな職業を経験しているが、すべては作家という天職に巡り合うための人生経験だったと振り返る。オクラホマ州に家族と共に住む。