ハーレクイン・シリーズ
水仙の家
キャロル・モーティマー・コレクション
幸せの絶頂から、不幸のどん底へ——何も言わずにいなくなってしまうなんて。
図書館に勤めるロビンは、イギリスの小さな村に住む18歳。ある日、近くの空き家の庭で遊ぶ弟をたしなめていたところ、高級車で乗りつけた精悍な男性に鋭くにらまれ、追い払われた。リックという名の彼はどうやらその家に引っ越してきたらしい。倍も年上で傲慢な彼に、どうしてこんなにも惹きつけられるのかしら。何度か会ううち、ロビンはときめきを抑えきれなくなっていった。そんな娘を心配した父親から彼とつき合うことを反対され、泣きながら家を飛び出したロビンは、リックの胸にすがった。だが冷たく拒まれて喧嘩別れに。好きなのに、なぜこうなるの……?やがて彼女は悲報を耳にする——リックが交通事故に遭ったというのだ!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2025年02月05日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 加藤しをり
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- 定価
- 730円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-72124-2
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- 書籍番号
- MP-111 (初版R-407)
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- ミニ
シリーズ - キャロル・モーティマー・コレクション
- ミニ
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の一人。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年に見事デビューを果たす。以来、数多くの作品を生み続け、2015年にはアメリカロマンス作家協会から、その功績を称える功労賞を授与された。エリザベス女王からも目覚ましい活躍を認められている。