ハーレクイン・シリーズ
瞳の中の楽園
至福の名作選
美貌の大富豪は薄情な人。そう思っていたけれど……。
亡き異母姉が産んだ双子の赤ん坊を育てているギャビーは、子供たちの父親、ギリシア大富豪アンドレアスに面会を申し込んだ。姉は彼との一夜限りの関係で身ごもり、密かに出産したのだった。ギャビーがかわいい子供たちの養親になるには、父親の承諾が必要なのだ。夕刻になってようやく面会を許され、DNA鑑定の報告書を突きつけると、彼はにべもなく言った。「僕に施しを求めても、なんの解決にもならない」身に覚えがないという態度を崩さぬまま、アンドレアスは去っていった。無類の冷血漢だわ! 彼の心に私の言葉は届きそうにない……。だが後日、彼は自分と瓜二つの男性をギャビーに引き合わせて告げた。「僕の双子の兄だ。赤ん坊たちの父親は、僕ではなく兄なんだ」
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2025年01月05日
-
- 著者
- レベッカ・ウインターズ
-
- 訳者
- 片山真紀
-
- 定価
- 740円(税込)
-
- ISBN
- 978-4-596-71893-8
-
- 書籍番号
- I-2834 (初版I-2176)
-
- ミニ
シリーズ - 至福の名作選
- ミニ
同じテーマから探す
17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。帰国後、大学で多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師に。ユタ州ソルトレイクシティに住み、4人の子供を育てながら作家活動を開始。これまでに数々の賞を受けてきたが、2023年2月に逝去。亡くなる直前まで執筆を続けていた。