ハーレクイン・シリーズ
王が選んだ家なきシンデレラ
王に愛されなくても私は大丈夫──彼女は切ない嘘を自分につき続けた。
養護施設で育った王宮図書館司書の私が、王の花嫁に?即位したての国王ヴァシリから直々に指名され、ヘリアは驚いた。ただ遠くから憧れるだけで、話したことすらないのに。平民から王妃が選ばれることは稀で、当然彼女は悩んだが、王妃として不幸な子供たちを一人でも多く救えるならと受諾した。ところが彼は結婚初夜に姿を消し、翌朝戻ると冷たく言い放った。「きみを愛することはないし世継ぎも不要。今後は指一本触れない」ヘリアはあまりに身勝手な夫の宣告に傷つき、身を震わせた。あのすばらしい結婚式の誓いのキスは嘘だったというの?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2024年09月20日
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- 著者
- ベラ・メイソン
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- 訳者
- 悠木美桜
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- 定価
- 740円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-77843-7
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- 書籍番号
- R-3905
子供のころに物語と読み聞かせの楽しさに目覚め、自分で作ったおとぎばなしで家族を喜ばせていた。自身でラブストーリーを経験したあとに、図書館でハーレクイン・ロマンスに出合う。そしてメルボルンに引っ越したのち、ついに勇気を出して作品を応募。執筆と読書以外の時間の過ごし方はF1観戦、街歩き、誰よりも愛する夫とのコーヒータイムだという。