ハーレクイン・シリーズ
黄金の獅子は天使を望む
赤ん坊という永遠の絆で彼と結ばれる。愛されぬまま、私だけが愛を捧げて。
天涯孤独のイジーは2年前に亡くなった夫の精子で人工授精を受け、シングルマザーになる決意をした。ところがスイスへ行き、クリニックで診察台に横たわっていたとき、億万長者グレイソンがスタッフの制止を振りきって彼女の前に現れた。“黄金の獅子”の二つ名で知られる元伝説のレーサーで、今は会社のCEOを務める亡き夫の親友がなぜここに?憧れた時期もあったけれど、私はずっと嫌われていたはず。彼はとまどうイジーに、亡き夫は不妊で精子は自分のものだったこと、どうしても子供が欲しいなら精子提供者になってもいいことを告げた。「だが僕と体を重ねることを考えてほしい。よければすぐに始めよう」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2024年09月05日
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- 著者
- アマンダ・チネッリ
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- 訳者
- 児玉みずうみ
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- 定価
- 740円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-77711-9
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- 書籍番号
- R-3901
ダブリン郊外のイタリア系アイルランド人の大家族に生まれ育つ。ロマンスへの情熱は、母が好きだったミルズ&ブーン社の小説を12歳の時に“借りた”ことから始まった。その後、活発すぎるほどの想像力のはけ口としてみずから物語を書き始め、初めて書いた作品が新人発掘コンテストで優勝。3人の幼い娘たちの世話をするかたわら、ラブストーリーを執筆している。