ハーレクイン・シリーズ
心まで奪われて
特選ペニー・ジョーダン
彼の強烈な魅力が怖い――純潔はおろか、心まで奪われそうで。
生後まもなく、ごみ溜めに捨てられていたカーリーは養父母に引き取られたが疎んじられ、他人に心を許すことができない。彼女は今、社交界のパーティを企画する会社で働いていて、ある日、有望な顧客候補の大富豪リカルド・サルヴァトーレに引き合わされる。逢った瞬間、無垢なカーリーは彼の男性的魅力に衝撃を受けた。一方、リカルドはまったく違った目で彼女を見ていた。金のためなら簡単に体を許すパーティ好きの貪欲な女に違いない、ならば迷わず誘惑して、ひとときの情事を楽しもう、と。そんなこととはつゆ知らず、カーリーは彼との視察旅行へと旅立った。生まれて初めて覚える、甘く疼くような感覚に怯えながら……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2024年08月05日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 茅野久枝
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-63913-4
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- 書籍番号
- MP-99 (初版R-2147)
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- ミニシリーズ
- 特選ペニー・ジョーダン
読者レビュー
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1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ 越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤め ていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。 以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、 1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという 天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで 生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年 10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。