ハーレクイン・シリーズ
情熱は罪
特選ペニー・ジョーダン
この子を宿した一夜は絶対に忘れない。たとえ彼は忘れ去ってしまっていても。
ある嵐の夜、ライザは血のつながらない義兄ロークと結ばれた。クルージングに出た船上で、激情に駆られてのことだった。だが、直前にマストから落ちて脳震盪を起こしていたロークは、断片的に記憶を失い、翌朝には彼女と結ばれたことを忘れてしまう。義妹への潜在的な罪の意識からか、以来、彼はライザに冷たくなった。あの一夜の思い出に胸を焦がしても、報われることはないんだわ。耐えかねたライザは書き置きも残さずに家を出た――身重の体で。5年後、無事に生まれた息子を育てながらロンドンで自活する彼女の前に、突然、以前と変わらぬ非情さを漂わせたロークが現れる!しかも彼は、幼い息子を、ほかの男性の子供だと信じこんでいて……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2024年05月05日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 霜月桂
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-53985-4
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- 書籍番号
- MP-93 (初版R-399)
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- ミニシリーズ
- 特選ペニー・ジョーダン
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。