ハーレクイン・シリーズ
スター作家傑作選〜もしも白鳥になれたなら〜
醜いあひるの恋
両親を亡くし、叔母に引き取られた看護師見習いのアラベラ。一緒に育った美人でわがままな看護師の従姉とは違い、平凡な顔で控えめな彼女はある日、気の進まない従姉に代わって、小児患者につき添ってオランダ旅行へ。ところが運転手が心臓発作を起こし、バスが横転してしまう。幸い彼女にけがはなく、助けに来たハンサムなオランダ人医師ギデオンが怖がる子供たちをなだめる様子に胸がときめいた。その瞬間、ずっと比べられてきた美しい従姉の顔が脳裏をよぎった——たとえ運命を感じても、私なんて恋するだけ無駄よ。
名目だけの花嫁
15歳の頃から恋い慕うアレンチア国皇太子のアントニオと婚約したクリスティーナ。けれども4年も無関心を決め込まれて放置されたため、この婚約はきっと解消されるのだろうと覚悟していた。周囲の人々から密かに“醜いあひるの子”とあだ名されてきた私だし……。しかし予想に反して、結婚式が盛大に挙げられることになったが、クリスティーナの心は複雑だった——ウエディングドレスが着られるなんて夢みたい。でもこの結婚は、アントニオに愛されるためではなく、彼の妹のスキャンダルから国民の目をそらすためなのね。
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- 頁数
- 320頁 / 新書判
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- 発行日
- 2024年03月20日
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- 定価
- 1,190円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-53649-5
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- 書籍番号
- HPA-56 (初版I-2331)
もしも私が白鳥のように優雅で美しい女性だったら、この人生はどれほど違うものになっていただろう?ついそんな空想をしてしまうのが乙女心というもの。叶うはずもない恋に悩む醜いあひるの子ヒロインの物語を集めた、ピュアなシンデレラ・アンソロジーです。