ハーレクイン・シリーズ
裁きの日
特選ペニー・ジョーダン
冷徹で隙のない策略家は、圧倒的な美貌の罪深き男。
個人秘書のラークはいま、絶体絶命の苦境に立たされていた。従兄が会社のお金を勝手に使ったうえに自死を図り、ラークにそそのかされたと偽りの証言をして息を引きとったのだ。会社側の凄腕弁護士ジェームス・ウルフの徹底的で冷徹な態度、容赦ない攻撃にさらされ、ラークは泣き崩れたかった。ところが意外にも、会社が訴えをとりさげたため事なきを得るが、ラークは働き口を失い、部屋代さえ払えない状況に陥ってしまう。そんなとき、さる夫人の住み込み秘書の仕事が舞い込み、運命に感謝しつつラークは意気揚々と働き始めた――まさか夫人の一人息子が、ジェームス・ウルフとも知らずに!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2024年03月05日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 小林町子
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-53523-8
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- 書籍番号
- MP-89 (初版R-706)
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- ミニシリーズ
- 特選ペニー・ジョーダン
読者レビュー
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1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。