ハーレクイン・シリーズ
非情なウエディング
ハーレクイン・ロマンス〜伝説の名作選〜
子供を産むために買われた花嫁は、夫を愛してはいけないの?
「あなたの身代わりで見知らぬ人と結婚しろというの?」双子の妹からの懇願に、アリッサは仰天した。大富豪セルゲイ・アントーノヴィッチ。彼が期限付きの花嫁を募集していると知った妹は、姉の経歴を詐称して応募したらしい。審査を通り、すでに受け取った多額の契約金は母のために使い、恋人の子を妊娠した妹は追いつめられ、泣きついてきたのだった。これは家族を守るためよ。アリッサは覚悟を決めた──契約には、子づくり必須の条項があるとも知らぬまま。夫セルゲイに魅了され、思いがけず身ごもった彼女は、出産後は用済みで契約終了だと聞き、ショックで家を出るが……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2023年09月05日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 漆原麗
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-52240-5
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- 書籍番号
- R-3807 (初版R-2540)
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- ミニシリーズ
- ハーレクイン・ロマンス〜伝説の名作選〜
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。