ハーレクイン・シリーズ
完璧な公爵は嫉妬と愛をもてあます
そう、私はただの居候。愛しの公爵の眼中にさえない……。
エレノアは14歳のとき、父の遺言で指名された後見人である、ケンダル公爵ヒューに引き取られ、公爵邸で暮らしてきた。年上の彼に密かな恋心を抱き、いつしか憧れは愛へと変わっていった。それなのに今、ヒューはエレノアを早く“片づける”と口にして、社交界デビューさせるという。結婚させて厄介払いしたいのだろう。「私はおまえに手を出すほど恥知らずではない。おまえの純潔を守るのが、わが務めだ」彼にそう告げられ、エレノアはとっさに挑発的に反論した。すると、ヒューは彼女を机に押し倒して唇を奪い、冷徹に言い放った!「まるで食指が動かず、始める気にもならない」
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2023年07月05日
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- 著者
- ミリー・アダムズ
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- 訳者
- 富永佐知子
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- 定価
- 910円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-77418-7
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- 書籍番号
- PHS-306
昔からずっと本が大好き。自分のことを『赤毛のアン』の主人公アン・シャーリーと、19世紀に優雅な令嬢の生活から冒険とスリル満点の船上の世界へと突然投げこまれた物語の主人公シャーロット・ドイルを混ぜ合わせたような存在だと考えている。森の端にある小さな家に住み、ふと気づけば息抜きに本のページをめくって読書にふける生活を送る。情熱的で傲慢なヒーローに立ち向かうヒロインという組み合わせに目がない。