ハーレクイン・シリーズ
結婚式当日、婚約者に裏切られて途方に暮れていたクレアに救いの手を差し伸べてくれたのが婚約者の親友クインだった。それ以来、クレアはクインの秘書として働いている。でも、いつまでもクインの世話になるわけにはいかない。趣味で始めた仲人業が軌道に乗ったら独立しようと考えていた。そんなクレアの計画がおもしろくないクインはどうにかして手を引かせたいらしく、いつも口を出してくる。もしも自分にぴったりの女性を見つけられたら仲人業は認めようという彼の言葉に、クレアは反射的に言った。「賭ける?」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年01月05日
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- 著者
- トリッシュ・ワイリー
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- 訳者
- 永幡みちこ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-22071-4
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- 書籍番号
- I-2071
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モニター
ヒロインが凄く可愛くて、良かったです!! 一気に読んだ後、幸せな気分になりました。
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モニター
トリッシュ・ワイリーの作品は、あまり読んだことがなかったですが、つらい経験を乗り越えて、それをばねに、頑張るヒロインの姿がイキイキと描かれていました。ときどき、もどかしく感じる2人の関係ですが、最後まで楽しく読むことができました。脇役のヒーローの友人たちの話も読みたいです。
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モニター
二人とも惹かれあっているのになかなか認めないから読んでる方もこの二人の友達みたいな気持になって話に引き込まれてしまいます。この話は二人以外の友達達の存在が大きくてそこも面白いです。
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モニター
マンハッタンで繰り広げられる、真っ直ぐな恋。真面目すぎて、でも熱く素敵なクインと、女性らしく柔らかく、でも有能なクレア。お互いに惹かれあいつつも素直になれない二人。オフィスで、自宅で、繰り広げられる大人の恋模様に、じらされつつも魅せられます。途中からノンストップで読み進めてしまいました。幸せな二人の姿をずっと見ていたくなる、ピュアで清涼感溢れる作品です。
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モニター
自分で選ばない作家の作品を読む機会に恵まれました。軽いタッチながら、心理描写が上手で2人の愛が膨らんでいく過程に引き込まれました。また、ヒロインの壊れた結婚式当日のヒーローの様子が伏線になり、良い味を出していました。ヒーローはもちろん、その友人たちも存在感があり、かっこいいので、スピンができても不思議じゃないと思います。いろんな意味で楽しめる作品かと思います。
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モニター
トリッシュ・ワイリーさんの本は読んだことがなかったのですが、辛い経験をしたクレアと名誉を重んじる真面目なクインの恋模様が描かれていて、とても楽しく読めました。二人が素直になれずに焦れったくなったり、ヒヤヒヤする部分もありましたが、それすらも魅力に思えるほど物語に引き込まれました。
生まれ育った地、北アイルランドをこよなく愛し、馬や犬とともに暮らしている。少女時代、初めて書いた物語が学校の教師に評価された。十代の初めにはロマンス小説の作家になる決意をする。音楽業界で働き、馬の調教師として活躍する一方で、夢を温めつづけてきた。作品の中でも、実生活においても、ユーモアのある男性が好み。海辺で風を顔に受けながら乗馬したり、ただ馬を眺めたりしていると、とても安らぐという。