ハーレクイン・シリーズ
午前零時の告白
ドクターと見る夢 Ⅲ
タキシード姿が最高にすてきな彼とのキス。
それが一年の始まりだった。
看護師のヘイリーは見知らぬ男性とのキスを何度も思い返していた。大晦日の夜、病院関係者のパーティは幸せそうなカップルばかりで、彼女は会場を抜け出してバルコニーで新年を迎えた。そして隣にいたタキシード姿のハンサムな男性とキスをかわした。それは軽いキスだったのに、彼女は完全に心を奪われていた。彼ばかりでなく、一緒に来ていたかわいい男の子にも――。だがヘイリーは彼の名前さえきかず、すぐに会場を立ち去った。忘れ去るにはあまりにもつらい過去の出来事が頭をよぎったからだ。かつて同じように幼い子供がいる男性と恋に落ち、我が子同然に愛したその子を、自分のミスで亡くしてしまったことを。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年01月05日
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- 著者
- エイミー・アンドルーズ
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- 訳者
- 桃里留加
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-22069-1
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- 書籍番号
- I-2069
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- ミニシリーズ
- ドクターと見る夢
読者レビュー
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オーストラリア生まれ。看護師としての専門的な興味からメディカルロマンスを読み始め、趣味でロマンス小説を書いていた母親の影響で、やがてみずからも執筆に挑戦。美しいブリスベーンの町に住み、夫と二人の子どもに囲まれた生活はとても幸せだと語る。ハスキーボイスの歌手、ビーチ、おいしい料理とワインに目がない。