ハーレクイン・シリーズ
黄金の公爵と名もなき乙女
記憶をなくした麗しのレディと金の王と呼ばれた公爵の、秘密。
洒落者の公爵ブラントは事業にも成功し、満ち足りた日々を送っていた。頭の回転が速く、スポーツ万能で、神秘的な雰囲気の彼は学生時代、“金の王”と呼ばれていた――数字に強くてカードの才能があり、彼が手にした賭金の金貨同様、黄金に輝く髪がその名の由来だ。そんなブラントにとってただ一つの不安は、ある秘密をあばかれること。どれだけ努力しても、文字が理解できないのだ。この秘密がある限り、愛する女性とも、結婚とも無縁だと考えていた。ところがある日、彼は林に倒れている娘を発見する。じつに美しい!その娘はブラントの顔を見ると、さもしおらしげな様子で囁いた。「わたし……自分の名前がわからないわ」
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2023年05月05日
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- 著者
- ミランダ・ジャレット
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- 訳者
- 永幡みちこ
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- 定価
- 910円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-77011-0
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- 書籍番号
- PHS-303 (初版HS-206)
ブラウン大学で美術史を学ぶ。もし作家でなかったら、アーティストかデザイナーになっていたと語る。2人目の子どもの産休中に初めて書いた作品をハーレクイン社に送ったのがきっかけとなり、作家への道を歩み始めた。ゴールデン・リーフ賞受賞やRITA賞のファイナリストなど、数多くの実績を持つ。