ハーレクイン・シリーズ
プライベート・セクレタリー
歴代の秘書たちのように私も彼に遊ばれるのだろうか。
代々一族の所有物だったホテルを買収され、しかも買収を仕掛けた憎き相手のもとで働かざるをえなくなり、ビクトリア・ホートンは気落ちしていた。新しいボスとなるチャールズは公爵の肩書きを持つ、自他ともに認めるプレイボーイだ。そんな彼の個人秘書としてビクトリアに与えられた仕事は、絶え間なくかかってくる女性からの電話の応対や一日に何十件も送られてくる女性からのメールの整理。その職務内容も不満だが、何より解せないのはチャールズの態度だった。熱いまなざしに、誘惑めいた言葉……まさか彼は、私を次のターゲットにしているの?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年01月05日
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- 著者
- ミシェル・セルマー
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- 訳者
- 北園えりか
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51352-6
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- 書籍番号
- D-1352
デトロイトに生まれる。子供のころから書くことが大好きだったが、高校卒業後は美容学校に進学。十九歳で結婚し、三人の子供の母となったのち、本格的に文を書くことを学び始めた。ジェニファー・クルージーの小説を読んでロマンス小説を書こうと決心したという。