ハーレクイン・シリーズ
恋人は聖夜の迷い子
ステファノス家の愛の掟 III
身分違いの花嫁が受け取った、かけがえのない贈り物。
ララはある吹雪の夜、木の下で昏倒している男性を見つけ、家に連れ帰って手厚く介抱した。彼は完全に記憶を失っており、自分の名前すら思いだせなかったが、それでも二人は惹かれ合い、甘く濃密な6週間を過ごしたあと、聖夜に結婚した。だがその直後、突然の見知らぬ訪問者が驚くべき事実を告げる。夫の名はガエターノ。行方不明のモスヴァキア新国王だというのだ。貧しい清掃人の私が王様の花嫁ですって? とんだ笑い物よ。ララは逃げるように姿を消した──妊娠しているとも知らずに。2年後。幼い息子と暮らすララの前に、ガエターノが現れて……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2022年12月20日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 雪美月志音
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-75593-3
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- 書籍番号
- R-3738
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- ミニシリーズ
- ステファノス家の愛の掟
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。