ハーレクイン・シリーズ
バルセロナの夜に二人は
異国で迎える季節 Ⅲ
遠い昔、私を捨てたあの人が、いままた目の前に現れた。
トラベル・コンサルタントのキャロラインは新しいクライアント、ローリー・バークの到着をスペインのリゾート地で待ち受けていた。ローリーは世界規模のセキュリティ会社を経営する富豪で、警備という会社の特性上か、容姿は一般には公開されていない。とはいえ、おそらく経歴から察するに、たくましい男性に違いないとキャロラインは予想していた。やがて現れたローリーは、まさに想像どおりの人物だった。引き締まった体に、精悍な顔立ち、そして……狼を思わせる瞳。その瞳を見た瞬間、過去の記憶がよみがえり、彼の正体に気づいたキャロラインは息をのんだ。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2010年01月20日
-
- 著者
- マリーン・ラブレース
-
- 訳者
- 中野恵
-
- 定価
- 734円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-51355-7
-
- 書籍番号
- D-1355
-
- ミニシリーズ
- 異国で迎える季節
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
同じテーマから探す
アメリカロマンス小説界最高峰のRITA賞をはじめ、数々の受賞歴を誇り、USAトゥデイのベストセラーリストにもしばしば登場する人気・実力ともに一流の作家。アメリカ空軍士官として、国防総省や世界各地の基地で二十三年間を過ごしたのち、小説家に転身したという異色の経歴の持ち主でもある。作品数は五十を超え、世界中で出版されている。執筆以外の時間は、彼女だけのハンサムなヒーローである夫と一緒に、旅行やゴルフ、友人や家族とのにぎやかなディナーを楽しんでいる。