ハーレクイン・シリーズ
鳥籠の姫に大富豪は跪く
王女と灰かぶり Ⅱ
鳥籠の外に出た彼女が知ったのは、甘くて苦い愛の罪。
王女アマリアの人生は、25歳で激変した。出生時に取り違えられ、実は農家の娘だったと判明したのだ。公私にわたる重圧から解放されて宮殿をあとにした彼女は、5年前、スペイン富豪ホアキンと出会ったホテルへ向かった。つらいとき、何度あの夏の甘美な思い出に救われたことか。だが出迎えた彼は、まるで罰するように乱暴なキスをすると、冷たい声で告げた。「あの残酷な仕打ちを償ってもらおう」王女ゆえに別れを選ぶしかなかった私を、今も憎んでいるの?思わず身震いしたアマリアを、ホアキンの氷の視線が貫いた。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2022年08月20日
-
- 著者
- ケイトリン・クルーズ
-
- 訳者
- 山本みと
-
- 定価
- 730円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-74613-9
-
- 書籍番号
- R-3705
-
- ミニシリーズ
- 王女と灰かぶり
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
同じテーマから探す
ニューヨークシティ近郊で育つ。12歳のときに読んだ、海賊が主人公の物語がきっかけでロマンス小説に傾倒しはじめた。10代で初めて訪れたロンドンにたちまち恋をし、その後は世界各地を旅して回った。プラハやアテネ、ローマ、ハワイなど、エキゾチックな地を舞台に描きたいと語る。