ハーレクイン・シリーズ
子爵家の見習い家政婦
夢の中でキスをした。手の届かない、雲の上の人と。
ロンドンで社交界デビューを果たした直後に父が破産し、グレーフォード子爵の館で家政婦として働きはじめたエマ。若すぎる彼女は従僕やメイドに見下され、忍耐の日々が続いた。そんなある日、見目麗しい新子爵ジェームズが帰還する――運悪く、悪臭を放つ漬物液で玄関ホールが水浸しになっているところへ。その後も失敗続きだったが解雇は免れ、エマは胸を撫でおろした。ところが翌日の真夜中、ジェームズが傷を負って帰宅する。とっさに私室で手当てするうち、思いがけず親密な空気が漂って……。そのときのエマは知るよしもなかった。自分が身のほど知らずの恋に落ちてしまうことを。
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2022年08月05日
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- 著者
- ルーシー・アシュフォード
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- 訳者
- 高山恵
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- 定価
- 910円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-70848-9
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- 書籍番号
- PHS-284
子供のころから本の虫で、近所の図書館の常連だった。ノッティンガム大学で英語と歴史を専攻し、卒業後は英語学の講師となる。大好きなヒストリカル・ロマンスの中でも、最もお気に入りの時代は英国摂政期。美しい英国貴族の館チャッツワース・ハウスやハドン・ホールにほど近い古い石造りのコテージで元弁護士の夫とともに暮らし、趣味のガーデニングや散歩を楽しみながら物語の構想を練っている。