ハーレクイン・シリーズ
ギリシアの小さな奇跡
至福の名作選
おなかの子は、あの日愛を交わした証。 それを、信じてもらえないなんて……。
“妊娠”を示す検査薬の結果を見て、ステファニーは呆然とした。 相手は、3カ月前に旅先で出逢った、カリスマ性漂う男性―― たちまち彼の虜になり、生涯忘れられない一夜を経験した。 だが翌日、別れのメッセージを残し、彼は忽然と姿を消したのだった。 父親を知らずに育った彼女は、わが子に同じ思いをさせたくなかった。 あらゆる手を尽くし、ギリシアの地でようやく再会を果たすが、 そこにいた彼は、まるでステファニーの知る彼ではなかった。 彼女が愛した男の正体は、富豪一族の御曹司、ニコス・ヴァサロス。 驚きも冷めやらぬなか、辛辣な言葉がステファニーの胸に突き刺さった。 「金持ちと寝て妊娠するのが狙いだったのか?」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2022年06月05日
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- 著者
- レベッカ・ウインターズ
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- 訳者
- 氏家真智子
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-42872-1
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- 書籍番号
- I-2710 (初版I-2338)
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- ミニシリーズ
- 至福の名作選
読者レビュー
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アメリカの作家。17歳のときフランス語を学ぶためスイスの 寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これ が世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、多数の外国語や 歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルト レイクシティに住み、4人の子供を育てながら執筆活動を開始。 これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である。