ハーレクイン・シリーズ
灰かぶりはかりそめの妻
ステファノス家の愛の掟 Ⅰ
どんなに冷たくされても、私は離れない。彼そっくりの瞳を持つ幼子がいるかぎり。
クレオはギリシアの海運王アリが経営する会社で、 臨時の受付係として働きだしたが、初日から大失態を演じ、 アリに呼びだされて大目玉を食らってしまう。 だが、不覚にも彼女はボスをひと目見るなり陶然となった。 こんなに美しい男性がこの世に存在するなんて……。 社員旅行先の湖で溺れたところをアリに救われたクレオは、 これは運命なのだと信じ、彼に身も心も捧げてしまう。 魔法の一夜が明け、身分違いの恋に怯えた彼女は逃げだすが、 彼に異母弟の遺児と会ってほしいと意外な頼み事をされて……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2022年05月20日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 藤村華奈美
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-42820-2
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- 書籍番号
- R-3681
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- ミニシリーズ
- ステファノス家の愛の掟
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な 読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学 び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破 綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴 の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの 経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に 乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。