ハーレクイン・シリーズ
孤高の富豪と花摘み娘
夢の一夜を過ごした2カ月後、彼女は泣いた。彼の正体と双子の妊娠が判明したことで。
ロザンナは、両親が内装を手がけたビルの開業記念パーティで、 ブロンズ色の肌の警備員らしきスーツ姿の男性と恋におちた。 黒いブラウスとスカート姿のせいで給仕係と勘違いされても、 構わなかった。いつも体のラインを隠す服を両親に着せられ、 恋に臆病な彼女だったが、彼に純潔を捧げて幸せだった。 夜闇が背骨の曲がる病も手術痕も隠してくれたから……。 そして互いに名も知らぬまま別れた2カ月後の、偶然の再会―― 彼こそあのビルのオーナー、実業家のレオ・キャッスルだった! 衝撃のあまり倒れたロザンナは、彼の手で病院に運ばれた。 「ご懐妊、おめでとうございます。しかも双子です」
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2022年05月05日
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- 著者
- ナタリー・アンダーソン
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- 訳者
- 松尾当子
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-33418-3
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- 書籍番号
- R-3678
祖母の影響で10代のころからロマンス小説を愛読し、ジョー ジェット・ヘイヤーやアガサ・クリスティといった古典の間に ミルズ・アンド・ブーン社の本をはさんでいた。ロンドンで結婚 した夫とともに故郷のニュージーランドに戻り、ゴージャスな 主人公が繰り広げるラブロマンスを夢想しながら過ごしている。