ハーレクイン・シリーズ
さよならの嘘
至福の名作選
愛する人につらい思いをさせないために、愛することを、あきらめていた……。
クレアは二十歳のときから、恋をあきらめて生きてきた。 病に苦しむ母の姿を将来の自分に重ねて、結婚も妊娠もしないと誓い、 持てる情熱のすべてを助産師としての仕事に注いできたのだ。 それなのに、こんなことになるなんて……。 はじまりは、キャンベルという魅力的な医師の着任だった。 クレアへの好意を隠そうともしない彼に戸惑いを覚えたものの、 拒み続ける自信はあった――たった一度だけ、あの過ちの夜までは。 キャンベルへの愛に目覚め、思いがけず新しい命を授かったことで、 それまでクレアが必死に築いてきたものすべてが変わってしまった。 ただ一つ、母の病を受け継いでいるかもしれないという事実を除いて。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2022年05月20日
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- 著者
- エイミー・アンドルーズ
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- 訳者
- 松本果蓮
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-42794-6
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- 書籍番号
- I-2708 (初版I-2273)
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- ミニシリーズ
- 至福の名作選
オーストラリア生まれ。看護師としての専門的な興味から、 メディカル・ロマンスを読み始めた。趣味でロマンス小説を書 いていた母の影響により、自らも執筆。美しいブリスベンの町 に住み、夫と2 人の子供との生活はとても幸せと語る。ハスキー ボイスの歌手、ビーチ、おいしい料理とワインに目がない。