ハーレクイン・シリーズ
隼の伯爵と乙女
至福の名作選
隼のような鋭い瞳の伯爵が美しさの陰に秘めた、傲慢な魂――
骨董店の売り子をしているフェイは、まだ恋をしたことがない。 休暇で旅に出たある日、乗っていたバスが立ち往生し、 なにげなく外へ出た彼女は森のなかに立つ美しい古城に魅了された。 そこへ突然、金色の瞳をした容姿端麗な男性が木陰から現れ、 フェイは驚いた弾みで足首を捻挫してしまう。 彼こそ、城主のデ・リベロ・ファルカン伯爵、ヴィンセント。 伯爵は痛みで歩けない彼女をなんなく抱え上げ、そのまま城へ向かった。 人に命令して従わせるタイプの男性にこんなに近づくのは初めて……。 ときめきと不安が入りまじるフェイの心に、伯爵の甘い問いが忍びこむ。 「さて、とらわれの姫の名前を教えてくれないか?」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2022年05月05日
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- 訳者
- 小林ルミ子
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-33434-3
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- 書籍番号
- I-2706 (初版I-2342)
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- ミニシリーズ
- 至福の名作選
ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14 歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中で“現実が厳しけ れば厳しいほど人は美しい夢を見る”という確信を得て、ロマ ンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年 の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠す るも、ロマンスの王道を貫く作風が今も読者に支持されている。