ハーレクイン・シリーズ
復讐のシチリア
貧しくとも平凡な日常は、傲慢なプリンスに引き裂かれた。
一人で幼い娘を育てながら、ルーシーは懸命に働いていた。生活は苦しいが、それでもなんとか持ちこたえられるのは、いとしい娘の笑顔を守りたい一心からだ。ある日、卑劣な上司に襲われそうになったルーシーは、すんでのところを見知らぬ男性に救われた。目も覚めるような美しい顔立ち。貴族さながらの優雅な振る舞いは、瞬時にルーシーの心を惹きつけた。いったいこの人は何者? なぜ私を助けたりするの?次の瞬間、彼はルーシーを抱き上げると傲然と言い放った。「もう何も心配しなくていい。きみはぼくのものだ」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年12月20日
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- 著者
- ジェニー・ルーカス
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- 訳者
- 小林ルミ子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12446-3
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- 書籍番号
- R-2446
読者レビュー
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モニター
ここのところ発刊が続いている新人のジェニー・ルーカス。今回は、イタリアが舞台です。アメリカのシカゴでシングルマザーで必死に生きているヒロインのピンチに颯爽と現れたヒーロー。だけど、それは新たなピンチの始まりでもあった。いくつか疑問も生じるけれど、息もつかせぬ展開にどんどん引き込まれ一気に読めました。
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モニター
表紙が主人公の絵になっているのでイメージしやすいのと、私の好きな部類の話だったので夢中になって読みました! 必ずハッピーエンドになるとわかっていても、悲しくて最後はちょっと泣いてしまいましたが、やっぱりハッピーエンドになてくれたのでよかったです!!
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モニター
復讐の為の結婚と、過去の罪の償い。愛のない結婚から生まれる奇跡の愛というストーリーに引き込まれてしまいました。今回はヒーローに共感できる作品だったと思います。
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モニター
タイトルから『復讐』なんてちょっと怖い展開なるのかな? なんて思いながら読んでいましたが、そんなことはなく新たな愛を教えられたそんな作品でした
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本屋を経営する両親のもとたくさんの本に囲まれ、アメリカ、アイダホ州の小さい町で遠い国々を夢見て育つ。十六歳でヨーロッパへ一人旅を経験して以来、アルバイトとをしながらアメリカじゅうを旅する。二十二歳で夫となる男性に出会い、大学で英文学の学位を取得した一年後、小説を書き始めた。現在、幼い子供ふたりの育児に追われながらも執筆活動を通して大好きな旅をしているという。