ハーレクイン・シリーズ
愛と言わない理由
耐えられない。でも、抗えない。かつて慕った悪魔富豪の、冷酷な愛の要求。
大企業の御曹司ラファエロと、屋敷の庭師の娘グローリー。 5年前、若い二人は身分の差など気にせず愛し合っていた。 だが彼の父親に、息子と別れなければ家族を破滅させると脅され、 グローリーは泣く泣く一人屋敷を去るしかなかった―― 何も知らないラファエロに裏切り者だと恨まれながら。 そして今、彼女はすがる思いでラファエロを訪ねた。 弟が屋敷で騒ぎを起こし、窃盗の疑いまでかけられているのだ。 弟を訴えないで。できることはなんでもするから……。 そう懇願するグローリーに、ラファエロは冷淡に告げた。 「なんとかしてやろう、きみが体を差し出すなら」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2022年02月20日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 茅野久枝
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-31646-2
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- 書籍番号
- PB-323 (初版R-1818)
読者レビュー
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北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な 読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学 び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破 綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴 の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの 経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に 乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。