ハーレクイン・シリーズ
灰かぶりが命じられた結婚
二つの国、二人の王子 Ⅰ
いとこの“安物の代用品”の私が、どうして一国の王太子の花嫁に?
未婚の母から生まれたタティは一族の恥とさげすまれ、 おじ一家から使用人同然の扱いを受けながら暮らしていた。 今日はいとこのアナの結婚式だが、タティは花嫁から、 自分が逃げ出すあいだの身代わりになってと強引に頼まれる。 美しいいとこが結婚するのは、アルハリアの王太子サイーフ。 そんな大役を野暮ったい私が? すぐに見破られてしまうわ。 案の定、別人と気づかれ、激怒したおばに叩かれそうになる。 止めに入った凜々しい花婿を見たときは、助かったと思った。 ところが式はそのまま続き、タティは王太子妃にされてしまう!
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2022年01月20日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 若菜もこ
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-01892-2
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- 書籍番号
- R-3649
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- ミニシリーズ
- 二つの国、二人の王子
リン・グレアム 北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な 読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学 び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破 綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴 の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの 経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に 乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。