ハーレクイン・シリーズ
青きフィヨルド
特選ペニー・ジョーダン
寒く寂しい聖夜になるはずだった。まさか愛に出会うなんて。
カトリオーナは心を病んだ兄の療養を支えるため、 クリスマス間近、イングランド北部の海沿いの町へ越してきた。 ある日出先で吹雪に遭った彼女は、一晩ホテルに泊まることに。 ベッドに入ったとき、ふいに見知らぬ大柄な男が入ってきて、 ここは自分の部屋だと言うと、隣でさっさと寝てしまった。 なんて人なの……! 信じられない思いで男を見つめる。 寝顔すら精悍な男の、静かに上下する逞しい肩と胸―― いつしか寝入った彼女が目覚めたとき、彼はもういなかった。 まさか彼が兄の共同経営者で、再び出会うことになろうとは。 ブレットの無防備な寝姿が蘇り、彼女の胸が激しく高鳴った。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年12月05日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 小林町子
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-01652-2
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- 書籍番号
- MP-35 (初版R-417)
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- ミニシリーズ
- 特選ペニー・ジョーダン
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ 越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤め ていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。 以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、 1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという 天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで 生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年 10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。